『京セラフィロソフィー』
発売されてすぐ買ったにものの、ちょっとぶ厚かったこともありなかなか読み始めることができなかったんですが、先週になって急に気になって読み始めました☆
27歳で京セラを創業した稲盛和夫さんが、日々直面する様々な問題を解決するために思いついたのが「騙してはいけない」「正直であれ」「欲張るな」といった誰もが子どもの頃に教えられた普遍的な倫理観をもとにすべてのことを判断すること、でした。
シンプルな判断基準だけど、それは物事の本質を捉えていて常に正しい判断を導くものであり、そこから生まれた経営哲学が「京セラフィロソフィー」。
会社の宝ですので稲盛さん主宰の盛和塾以外には門外不出だったそうですが、塾生以外の経営者の方や一般の方々からの要望が多くなり、京セラの創立55周年の節目にこの本が刊行されたそうです( ̄ο ̄)
本を読み終えての率直な感想は、会社の経営者はこんなにも厳しいのか、ということでした(≧◇≦)
何年も前になりますが、勝間和代さんにハマって何冊か読んだなかに「もし自分が会社の社長だったら、今の自分を雇うか」ということが書かれていました。目からウロコで、それ以来、自分に問いかけながら仕事と勉強に取り組んできました。
「京セラフィロソフィー」はそのとき以来のひさびさのガツンです(笑)
稲盛さんの経営哲学は特別に難しいことではなく至極まっとうなことが書かれていて、稲盛さんのまっすぐな人柄もとてもよく伝わってきました。
本の中で、会社の全従業員が経営者としての感覚を持つことがとても大事と書かれていました。私も少しずつその感覚を養っていきたいと思います。
by 藤岡