『 火 花 』読んでみました。
芥川賞受賞後には売り切れ続出していた「火花」ですが、人気も落ち着いたのか
ふと入った本屋さんで見つけて購入してしまいました。
何故そんなに話題になり、売れたのかとても不思議だったのです。
そっと1ページ目から読んでいくと、不思議な感覚の語り口で飽きることなく
主人公の気持ちと同化しつつ読み進めていきました。
読み終わった後に、何故かとても泣けてきてしました。
お笑い芸人の師匠と弟子の切ないくらいの日常。人を笑わせるために考え出した
とても笑えない突飛な方法・・。
上手く言えないのですが作者の想いが伝わる1冊でした。
何時も推理小説などの本ばかり読んでいるので、たまにはこんな本に出会えて
良かったな。って思っています。
「 by 藤岡 」
な~んて思われた方もいるかもしれませんが、今回は原田でした。